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勉強会やろうぜ!開催までに乗り越えた5つのこと|③ゲームプランナーが社内勉強会を開催したらとんでもない事になった話

こんにちは!ゲームプランナーのてりたまです。 
本連載では、私がリモートワークでゲームプランナー向けの社内勉強会を主催し、一定の効果が出たという体験談をお届けしたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください!

▼前回の記事を読んでいない方はコチラ

連載2話:リモートワークならではの〇〇〇問題勃発!


【連載の目次】

連載1話:そもそも何で勉強会をはじめようと思ったのか?
連載2話:
リモートワークならではの〇〇〇問題勃発!
連載3話:勉強会やろうぜ!開催までに乗り越えた5つのこと ←今回はココ
連載4話:
やってみたら、とんでもない事に!(5/9公開予定)

勉強会やろうぜ!開催までに乗り越えた5つのこと。

【step1】 どんなコミュニケーションの場が良いか考える

小規模でお互いの関係値が深まる場を考える時に、まず初めに皆さんの多くが思いつくのは、「リモート飲み会」ではないでしょうか?たしかに交流を深めようと思った場合、よくある方法です。
 
しかし個人的には、リモートの場合は同じ画面で複数の話題が飛び交うのは現実的ではなかったり、プライベートな話題で盛り上がらない時はちょっと気まずかったり…。逆に、お話好きの方がいたら永遠とお話を聞くだけの場になってしまったりと、なかなか場のお膳立てが難しい方法だと感じていました。
 
そこで、発想の転換で「勉強会」をコミュニケーションの場にするのはどうかというアイデアにたどり着きました。参加者はスキルアップができるというメリットもありますし、ディスカッションを通してお互いの考え方を知ったり、意見を議論してもらう事で会話の偏りも解決できます。仕組みが後押しをして積極的な交流に自ずとなりそうという算段が立ち、「勉強会」を開催する事を決意しました。

【step2】 とにかく周りを巻き込んで仲間作り

「勉強会」をやるぞ!と決めた後に、私は周りを巻き込んで仲間作りをする事にしました。

この段階では、業務でもなく、ただの個人活動となっていたため、組織の課題感を同じ目線で感じられて、改善する意欲がある人を探す必要がありました。幸いにも心当たりの人が私には1人いました…!
少しドキドキしながら、会社のチャットツールで「勉強会」の協力をしてもらえないか聞くと、快くOKの返信を頂き、一緒に勉強会開催まで頑張る事になりました。(本当に大感謝です!良い同僚を持ちました)
 
私には、遠い昔に言われた印象深いこんな言葉があります…。

1人で話す事は意見だが、最低でも3人が集まって同じ事を言えば主張になる

 そう、何かを始める時は、1人よりも2人、2人よりも3人と、仲間を集めてから行うと、物事の加速度が全然違います。1人で必要性を主張するよりも、大勢の人が主張する方が説得力もありますし、「三人寄れば文殊の知恵」という諺があるように、自分だけで出来る事はたかが知れていて、何かを成し遂げたいと思ったら仲間がいる方が、断然、成果も良くなり成功確率も高いです。
 
また、自分のモチベーションを挫けさせないという点でも、仲間がいると心強いので、もし何か新しい事を促進したい方がいましたら、ぜひ自分のヴィジョンをフォローしてくれる仲間を作る事をおすすめします!

【step3】 勉強会のスキームや内容を決めていく

お互い別々の案件を持ちながら勉強会の内容を決めていく必要があったため、業後に時間が合うタイミングで、勉強会のコンセプトやスキームを詰めていく事にしました。女同士という事もあり、時には雑談で盛り上がりながらも、話し合いを何度か重ね、以下のような構成にすることにしました。
 
前半:講義パート
後半:ブレスト&発表パート
 
前半では、講義の形式で講師がテーマに沿った授業を展開し、後半に、そのテーマについてグループに分かれ話し合い、最後に各グループが発表して結論を見せ合うという内容にしました。これは、参加者のコミュニケーションを促進して関係値を築く事が目標だったため、即席のチームワークが試される方が積極的なコミュニケーションになると考えたからです。また、講師は毎回入れ替えて、複数人で準備をする事にし、準備側でも交流がもてるようにデザインする事にしました。

【step4】 上司へ勉強会開催のプレゼンを行う

勉強会の目的やスキーム、運用方法が決まった所で、上司へのプレゼンを行う事にしました。といっても大層な資料を用意はしませんでした。ほとんどが口頭で説明を行いました。

組織としてコミュニケーション課題を感じている事、その解決策として「勉強会」を開きたい事を率直に説明し、勉強会の目的やスキームについても簡単に説明をしました。
 
自主的に動き出す事を良しとしてくれる私の上司は、この提案を快く受け入れて下さり、開催の許可を出してくれました。さらには、部署のメンバーが参加しやすいように、毎月ある部署の定例会議の後に初回は開催するのはどうか?と逆に嬉しい提案まで下さりました。

【step5】 勉強会開催に向けてコツコツ準備をする

1回目の講師は、私と同僚で行う事にし、どういう内容であれば参加者に楽しんで貰え、積極的な議論になるかなど話し合いました。勉強会の雰囲気はどうするか?なども考え、プレゼン用の資料に落とし込みを行いました。案件対応後に行うので、正直に言うと大変な時期もありましたが、チームのコミュニケーション改善を行いたい気持ちが強かったので、なんとか完成までこぎつける事ができました。
 
また、次の講師を行える方を探し、1回で終わらないように継続する流れを作る事も重要視しました。2回目の勉強会の準備は、作業の進め方やアドバイスはお伝えするものの、なるべく私たちが介入しすぎないように注意をしながら、準備を進めてもらいました。2回目の講師は、新入社員+先輩社員の組み合わせで、作業が進むにつれてお2人のコミュニケーションが深まっていく事を肌で感じました。
 
つづく

【次回は、5/9(月)に公開予定!】

連載4話:やってみたら、とんでもない事に!《最終話》


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執筆者プロフィール:松延 千比呂
2020年にSHIFTに中途入社。入社前はSAP系の会社で自社開発のゲームプランナーやマーケティング・プロモーションなどを担当。ゲーム業界以外では、漫画アプリのディレクターなども行う。
SHIFTでは、プランナー未経験者が短期間でプランナーになれる教育プログラムの立ち上げリーダーを行い完成させる。現在は案件先でアドバイザー業務を行いながら、PLAサービスの提供拡大に奮闘中。

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