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相手が歩み寄ってくれない時、どこまで歩み寄れば良い?


はじめに


こんにちは!株式会社SHIFT(以下SHIFT)の能力開発部で、コミュニケーション&リーダーシップ教育を担当している岡田洋輔(ようさん)です。

先日このような質問をいただきました。


「コミュニケーションは相互的なものと理解しています。いくら自分が気を付けても相手側が歩み寄る姿勢をみせてくれないとき、どこまで歩み寄るべきでしょうか?」


私も以前は同じようなことで悩んでいたことがあったので、このようにお聞きになる気持ちがとてもよく分かります。ただ、当時の私もですが、この質問をして下さった方もきっとその答えはもうすでに知っているはずです。

ここで考えるべきなのは、「どこまで歩み寄るべきか」ではなく、「どこまで歩み寄りたいか」なのですね。これは、自分自身の価値観や、その関係における自分の目標に基づいた決断となります。

相手側の歩み寄りの反応がみられないということで、「じゃあもういいや」と言って歩み寄ることを止めることも、もちろん選択肢のひとつです。

そして、相手の反応云々に左右されるのではなく「私はこの人と良い関係性を築きたいから」と、自分から良い関係性となるきっかけを持ち寄り続けることもまた選択肢のひとつです。

これは、自分自身がどれだけその人との関係を価値あるものと見なしているかによります。

解決できるのは“あなた自身”


脳の取扱い説明書とも言われるNLP(神経言語プログラミング)の大前提のひとつとして、「抵抗はラポール(信頼関係)の欠如を意味する」というものがあります。つまり、「コミュニケーションをとる上で、相手側から何かしらの抵抗があるとき、十分なラポールを築くことができていないことを意味しているのだ」ということです。

それを解決することができるのは誰なのかと言うと、“あなた自身”なのですね。

それを解決することができるのは相手ではないのです。

これを相手次第にしてしまうと、その関係性においてあなたはコントロールを失うことになります。そうするとあなたが望む関係性を築くことはますます難しいものになってしまいます。


ひとつのアプローチが上手くいかなければ、新しいアプローチを試してみれば良いのです。そして、そのアプローチも上手くいかなければ、また異なるアプローチを試してみればよいのですね。

「その人にどこまで歩み寄りたいか」、つまり「その人とどのような関係性を築きたいか」を見つめ直すことによって、このアプローチの度合いは変わってきます。


人間関係において「どこまで歩み寄るべきか」という絶対解はありません


「あなたがどのような関係性を望んでいるのか」が土台となる判断基準となります。

気負いはしなくていい


ただ、どんな人間関係も一方的な努力に依存しては持続しづらいものですよね。なので、自分ひとりですべてを背負い込んでくださいと言っているわけではありません。相手とのバランスを見ながら、時には距離を置き、時には積極的に関与する柔軟さを持つことも大切です。

そのためにも、自分自身の感情やニーズにも敏感であることも、健康的な人間関係を築く上での鍵となります。

そして、コミュニケーションの質は、相互理解と尊重に基づく努力から生まれます

どれだけ歩み寄りたいかは、自分自身で決めること

その上で、その選択が自分自身と相手の双方にとって最良の結果をもたらすことを、お互いが目指して前進していけるといいですよね。

コミュニケーションのスキルは、一朝一夕に身につくものではありません。一緒に、失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返しながら、コミュニケーションスキルを磨いていきましょう!

あなたの小さな一歩が、大きな変化を生むことを信じています。


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執筆者プロフィール:岡田洋輔(ようさん)
現在急成長中、可能性に溢れるSHIFTの能力開発部でIT業界にとどまらない『人間力』にフォーカスしたコミュニケーション/リーダーシップ教育を担当。Made in SHIFTの知識が世界のスタンダードとなるように、日々邁進中。モットーは「コミュニケーションを通じて、人生にポジティブなインパクトを」。

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出典元:Chat GPTにて作成