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Salesforceのメジャーアップデートに備える

-【Salesforce】Winter'25のメジャーリリースに備える-

はじめに


こんにちは、株式会社SHIFT カスタマーサクセス部Salesforceグループの岩田です。日々暑い中、いかがお過ごしでしょうか。暑い中ではありますがWinter'25のメジャーリリースについての情報共有です。Winterと聞いて少しでも皆さんの涼みになればと思う次第です。

そして、そもそもメジャーリリースってなに?とか、どんな準備が必要なの?なにかする必要あるんだっけ?という人たちの為に、メジャーリリースの準備やどんなことに備えた方がいいかについて書いてみました。

Winter'25メジャーリリースについて

Winet'25のSandboxプレビューリリース:2024年8月30日
Winet'25の本番リリース:2024年10月13日
【参考】 https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000391927&type=1


メジャーリリースとは


Salesforceには年3回の製品のメジャーリリースがあります。広範囲にわたって大規模な新機能リリースや機能改善がされるため、既存の機能やアプリケーションまたは業務に影響を与える可能性があります。
そのため準備期間としてSandbox環境でのプレビュー期間が6週間用意されています。

リリース前にはSandbox環境を利用して動作検証を行うことをお勧めします。

メジャーリリースのスケジュール確認

本番適用の日程は、事前に Salesforce Trust から確認することができます。
https://trust.salesforce.com/ja

Trust には、各インスタンスの状況だけでなく、コンプライアンスに関するドキュメントやセキュリティに関する情報など、さまざまなリソースが用意されています。
バージョンアップスケジュールは 「状況」 から確認します。
https://status.salesforce.com/

自分の組織のインスタンスにアクセスすると、「メンテナンス」 タブから、その年のメジャーバージョンアップの予定が確認できます。 自分の組織のインスタンスは設定>組織情報から確認ができます。

メジャーリリース動作検証


Sandboxプレビューリリースの準備

メジャーリリースのスケジュールが分かったところで、次はSandbox環境の準備です。

【参考】Sandboxプレビューガイドhttps://sandbox-preview-prd-24f76e67b11e.herokuapp.com/

プレビューインスタンスがどうこうと記載がありますが、基本的には

レビュー開始日が来たらSandbox環境が勝手にバージョンアップされる

と思ってもらって大丈夫です。

動作検証をするにあたっては、Sandbox環境が本番と同じ設定になっていることが望ましいので、プレビュー開始日の前にSandbox環境を更新するか、動作検証用のSandbox環境を新たに作っておきましょう。
その際ですが、Sandbox環境の更新や作成には思ったより時間がかかることがあるので(特に期日ぎりぎりだと)少なくともプレビュー開始日の前日には更新や作成が終わるように少しだけ前もって実施しましょう。 公式ヘルプでは1週間前に実施しましょうと記載されています。プレビュー開始日前に更新や作成を始めたからと言って、必ずしもプレビュー開始前に完了する保証はないということだけ理解しておいてください。

参考:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000391927&type=1

また、すぐに用意する必要はないかもしれませんが、バージョンアップされていないSandbox環境も用意しておく必要があります。
なぜなら、動作検証を行っていく中で不具合などが発生した際にバージョンアップされる前のSandbox環境でも再現性があるかを確認し、バージョンアップの影響かどうかの切り分けを行うためです。

バージョンアップされていないSandbox環境は、プレビュー開始日以降にSandbox環境の更新または作成を行うと本番環境と同じバージョンのSandbox環境ができます。 気をつけなければいけないことは、プレビュー開始日以降はバージョンアップを手動で行うことはできませんので、くれぐれもバージョンアップしたSandbox環境をプレビュー開始日以降に更新しないように注意してください。

動作検証の準備

動作検証はなにをするの?という部分が気になりますよね。
色々調べるとリグレッションテストを実施するということも記載されています。要は開発したプログラムやAppexchange製品が問題なく動くよね、ということを確認するということです。

また、併せて業務シナリオのテストも行うと良いでしょう。実施の業務の流れ(例えば、リード登録から取引先にして商談を作って・・・などなど)を実施してみ必要もあります。導入時のシナリオテストや業務フローがあればそれを利用します。なかったり変更されていればこれを機に用意するのが良いかもしれません。

意外にテストのボリュームはあると思うので計画を立てて実施することをお勧めします。万が一 、具合があった場合は改修が必要になったりSalesforce側への問い合わせをしたりとすると時間がかかることが考えられますので。

動作検証をしてみよう

用意したシナリオやリグレッションテストの設計書を元に動作検証を行ってみましょう。外部と連携していたりAppexchange製品を利用していると思った以上に時間がかかるかもしれません。

そして不具合が見つかったら、慌てずに詳細を記録しましょう。そして、バージョンアップされていないSandbox環境でも再現するかを試してみましょう。再現しなければメジャーリリースの影響ですし、再現すれば潜在的な不具合が見つかったということになります。
稀にですが、自動化設定を改修した際の考慮漏れが見つかることもあります。

メジャーリリースは年3回あるので、Salesforceの取り扱いに慣れていないユーザーに動作検証を実施してもらい、Salesforceの取り扱いに慣れてもらうということもできるかもしれませんね。

メジャーリリース動作検証サービスをやってます


弊社ではこのようなメジャーリリースの動作検証を代理で行うサービスがあります。動作検証を行うだけでなく、メジャーリリースにともなう新機能情報の紹介や現環境への影響調査も行っています。

また、業務フローが無かったり更新が必要な場合には、業務フローの作成とそれに合わせてドキュメントの整備を行うサービスもあります。まずは気軽にお困りごとをご相談ください。


執筆者プロフィール:岩田 孝弘
● 東京出身で北海道の田舎へ移住しフルリモートワーク
● SHIFT歴:2年ちょい
● Salesforce歴:4年
● Trailhead:トリプルまで点数だけ5000点足りないDouble Star Ranger
● 認定資格
 ◦ AIアソシエイト
 ◦ アドミニストレーター
 ◦ Platform アプリケーションビルダー
 ◦ Sales Cloud コンサルタント
 ◦ Service Cloud コンサルタント
 ◦ Experience Cloud コンサルタント
 ◦ Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
 ◦ Marketing Cloud アドミニストレーター
●さいきんの楽しみ
  ・濃くておいしいアイスコーヒーをハンドドリップで入れること
  ・豚肉と梅とシソの春巻きがおいしい
  ・梅を漬けて梅シロップを作っていてもう少しでできそう(しかし、手違いで発酵が進んでしまった疑惑があり梅酒になっているかもしれない・・・。)

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