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【誰もが活躍できる ビジサポ】「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」にかける応募者の想いと葛藤

こんにちは、株式会社SHIFT ビジネスサポートグループ(ビジサポ)の宮本です。

このブログでは、障がいをおもちの方も多く所属しているビジサポの日々の活動や職場での取り組み、それぞれの個性を活かして働ける職場づくりについてご紹介しています。

さて、前回の記事では私たちビジサポが実行委員として企画する「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」についてご紹介しました。

第2回となる今回は、公募展に応募される方や、その支援者の方々の想い、葛藤についてご紹介したいと思います。


応募者の葛藤と、支援者の想い

公募展のエントリー受付開始から、事務局には毎日たくさんの方から問い合わせの電話やメールをいただいています。連絡をしてくださるのは応募者の方々だけではありません。

・施設に通う利用者全員で応募することはできないか?

・うちの子どもの作品を応募できないか?

・友人の作品もみてほしい。

など、ご家族や支援者の方、ご友人などからも多くの問合わせをいただいています。

その内容はさまざまですが、共通しているのは「(応募対象者の方の)作品をもっと多くの方に知ってほしい」という想いがあることです。

そんな毎日の中で、強く印象に残っているエピソードがあります。
それは、とある障がい者施設の職員の方からのお電話でした。
その内容は、

「施設に絵を描いている利用者(障がい者)の方がいます。職員たちは、その方に、この公募展に挑戦してほしいと思っています。
ただ、本人が応募をためらっているんです。本人の背中をおすお手伝いをいただけないでしょうか」

というものでした。

施設職員の方がおっしゃるには、その利用者の方は、描くことが大好きでいつも絵を描いている。ご家族はもちろん、施設の職員たちも応援している。そして、その方の夢は、“いつかアーティストになる”ことだといいます。

ただし、ご本人はまだ自信がないのか応募をためらっているとのことで、事務局から直接、公募展のことを説明してくれないか、というものでした。

作品の応募は、決して誰かに強制されるものではありません。しかし、私はその施設職員の方の熱意に心を打たれ、ご本人と直にお話をさせていただくことにしました。


Photo by Hannah Wei on Unsplash


お電話で、その方とお話をしたところ

「(本当は応募してみたいけれど)公募展などに応募したことがないので絵を見た人が喜んでくれるか自信がない。でも、本当はアーティストとして活動をしたい」

という言葉を聞くことができました。
そこで、私からは、

・ どんな方でも応募する権利とチャンスがあるということ

・ 少しでもご興味があれば、ぜひ参加をしてもらいたいと思っていること

・ 作品をたくさんの方に観ていただくことが、これからの新たな創作につながるのではないかということ

そして何より、事務局の私自身が作品をぜひ観てみたいということだけをお伝えさせていただきました。

すると、お電話口のご本人から

「やはり…自分の作品を見てもらいたいので、応募をしてみたいです。」

と、力強いお返事をいただくことができたのです。
その後、施設の方からも

「これまで本人はずっと外に自分の作品をだすことを躊躇していましたが、今回初めて応募をすることができそうです。普段接することのない方と話すことで、私たちも背中を押しやすくなりました。」

と仰っていただきました。

Photo by Bárbara Fróes on Unsplash


周囲からの一押しがあってこそ、一歩踏み出せる

「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」は、日本に住み、アートが好き、アートで自立したい、と考えるすべての障がい者の方を対象に募集をしています。しかし、それでもまだ情報を充分にお届けできていない方、「自分が応募をしても良いのか」と悩まれている方もおられると思います。

そのような応募対象者の方々の背中を押してくださるのが、普段からすぐ近くでその活動を見守り、支えてくださっているご家族やご友人、支援者の方々です。

この公募展は、より多くの才能や能力を発掘し、活かせる社会のために、そのきっかけをつくりたいという思いから企画されています。「きっかけ」は、どんなことでも良いと思います。応募者本人だけでは掴むことができなかったかもしれない夢が、周囲の方々のご支援や応援でチャンスにつながることもあるのではないでしょうか。

自分の才能に気づけていなかったり、踏み出すことを迷っていたり、諦めてしまっていたり、そんな方々にはぜひ勇気をもって挑戦していただきたいと思っています。

そして、もしもこのブログを読み公募展を知ってくださった方の中で、すぐ近くに、夢を応援したい障がい者アーティストの方がいらっしゃれば、その方々の一歩のために背中を押し、手を引いてあげていただけないでしょうか?

「きっかけ」つくるお手伝いを、私たち事務局も全力でさせていただきたいと考えています。

ご応募いただいた作品の一部をご紹介

一部にはなりますが、ご応募いただいたアーティストの方々の作品をご紹介します。

ご応募いただいた作品の一部

*掲載画像の無断転載・無断使用はお控えください。

こちらでご紹介できない作品は、今後SHIFTの公式ブログや公式SNSにて少しずつご紹介していきます!

 株式会社SHIFT公式SNS情報
・Facebook https://www.facebook.com/SHIFTincjp
・Twitter  https://twitter.com/SHIFT_cp

絶賛、作品募集中です!

エントリー受付は10月15日(金)まで!!

「応募はまだ間に合いますか?」とご連絡をいただくことが多いのですが、15日中に応募の申請、画像のアップロードをお済ませいただければエントリーいただけます。

是非、納得のいく作品でご応募ください!

公募展に関するお問合わせ先
〒106-0041
東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル
株式会社SHIFT
「SHIFT Challenged Art 公募展 2021 実行委員会」 TR係
tel : 070-3198-5061(平日10:00~16:00) / fax : 03-6809-1197
mail : info_shift_challenged_art@shiftinc.jp

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