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成長の旅へのスタート ~自分に合った成長テーマの選び方~

はじめに

こんにちは。 能力開発部で検定や教育制度を開発をしている林 稔明(りんりん)です!

能力開発部では「仕事武器庫シリーズ」というタイトルでポータブルスキルについてお伝えしていますが、今回は「成長への近道」というテーマで、社会人としてスピーディーに成長するための5ステップを1ステップずつ毎週配信していきたいと思います。

今回は ステップ2「成長の旅へのスタート ~自分に合った成長テーマの選び方~」 です。 仕事武器庫シリーズでは、業界・業種、役割に関わらずどんな職業で仕事するとしても活用できるポータブルスキルとして、様々な考え方や仕事術、知っていて損はない知識などなどを発信していきたいと思います。

執筆者プロフィール:林 稔明(りんりん)
新卒で銀行系SIerでシステム運用を経験後、開発系ベンチャーへ転職、 開発と運用を経験する事により、品質の重要性を認識し、SHIFTへジョイン。 デリバリー部門で案件管理者を経験した後、能力開発部で検定や教育制度の開発に携わる。 仕事のモットーは、「全力で楽しみ、残業は0」

成長への近道

  • 未来への道しるべ ~理想像の設定~

  • 成長の旅へのスタート ~自分に合った成長テーマの選び方~(イマココ)

  • 目的達成のための航海計画 ~効果的な目標設定の方法~

  • 成果を最大化させる秘訣 ~最大化のための実践的なアプローチ~

  • 可能性への開放 ~制限の解除と行動への一歩~

みなさんは働いていて成長実感を得られていますか?
リクルートワークス研究所が実施した「大卒20~50代の 仕事における成長についての 意識調査報告書」では、成長しているという実感を"強く持っている"、"持っている"人は51.8%と約半数にとどまっていました。
約半数が成長しているという実感を得られていないということですね。

成長している実感が得られない理由として、そもそも目標がなかったり、目標はあるが抽象度が高く成長しているのに、実感するまで落とし込めていないことが考えられます。

そこで今回は、成長実感を得るために、自分に合った成長テーマを選び、テーマという単位で振り返ることで、短期・長期ともに成長実感を得られるようになるための秘訣をお伝えしたいと思います。

■想定読者

  • 成長しているという実感がなかなか持てていない人

  • おそらく成長しているが成長していると思えない人

成長テーマを設定し、成長を身近なものにして成長実感を持てる一助になれば幸いです。

人のパラメータの再確認

前回の「未来への道しるべ ~理想像の設定~」を読んでいただけた方は振り返りになりますが、人のパラメータには"幅"と"深さ"があります。

"幅"とは、業務や作業に対する知識の量や実行できる仕事の種類を指します。"深さ"とは、業務や作業において、どれぐらい品質が高いか、生産性が高いかを指します。

このパラメータは人によって異なり、T字のような形を形成しています。

詳しくは、以下の過去記事を参照ください。
未来への道しるべ ~理想像の設定~
あなたはどんな人材タイプ?

成長テーマを考えよう

それでは、成長テーマを考えていきましょう。 ポイントは"幅"と"深さ"の解像度を上げることです。

例えば "幅"を広げるために新しい業務に携わりたい!と思っていても、どこまで"幅"を広げたいのかが明確ではないため、 でたらめに新しいことにチャレンジしても成長実感は薄いでしょう。
また "深さ"に関してもその業務の熟練度を上げたい!と抽象度の高い目標にしていると、こちらも成長実感は薄いと思います。

T字の字を横棒("幅")と縦棒("深さ")に分解し、更に棒の中の要素を考えてみましょう。
例として以下の図で表します。"幅"としてあなたが所属する部署に「提案」「見積」「計画」「実行」「報告」「終結」の業務があるとしましょう。そして、各業務には"深さ"も存在しています。

今のあなたの"幅"が仮に「実行」だけにとどまっている場合、1年後、3年後、将来的にどの幅まで広げたいかを考えることが成長テーマを決めることになります。

"深さ"も同様に今の"深さ"と照らし合わせて、将来的にどの"深さ"まで行きたいのかを考えてみましょう。

そして、"深さ"に関しては、"幅"の1つ1つに存在します。
1年後に「計画」まで"幅"を広げるという成長テーマを挙げるのであれば、1年後の「計画」の"深さ"まで考えられるとよいですね。


成長テーマは考えられましたか?

成長テーマを持つことは、短期・長期ともに成長実感を得るために非常に重要な要素です。 業務の幅を広げたい、業務の熟練度を上げたいといった抽象度の高い状態よりも、個別具体的な内容まで明確にし、 1つ1つを定量的、定性的に評価することができるようになるため、成長実感が得やすいと考えています。

成長実感を持つことは、自己肯定感や自己効力感の向上につながり、モチベーションがアップしたり、ポジティブ思考になったり数多くのメリットがあります。 日々の業務の解像度を上げ、それに準えた成長テーマを決めて、成長実感を得ながら楽しく仕事ができるといいですね!

成長への近道として、成長テーマの考え方をお伝えしました。 次回は、考えた成長テーマを元に成長、そして目標達成に向けた効果的な目標設定の方法をお伝えしたいと思います。

P.S.
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
ひとりでも多くの方にこの情報をお届けするために、あなたの「スキ」が力になります。
あらゆる仕事で役に立つポータブルスキルをみなさんにお届けし、業界・業種に関わらず活躍できる人を増やしていきたいと思っています。こういう時の考え方を知りたい!などご意見ありましたら「コメント」いただけると幸いです。

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PHOTO:UnsplashMatt Howard

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